メガソーラー発電所のケーブルのメンテナンスの必要性

広大な敷地に数百台以上のソーラパネルが設置されているメガソーラー発電所、地方などに出かけると目にすることがある人は多いといえましょう。元々は農作物を作るための田畑だった土地を後継ぎがいないからと売却、そこに太陽光発電システムを導入メガソーラー発電所を建設しているケースが多いようです。太陽光モジュールの出力にもよりますが、使用しているソーラーパネルの台数は数百台から数千台などといわれており、太陽光発電システムの要ともいえる装置が太陽光モジュールです。太陽の光が表面にあたると内部の半導体が反応して電気エネルギーを作り出す、これが太陽光発電の原理になるわけですが、発電した電気は交流電源でケーブルを使い接続箱と呼ぶ装置に送電されます。

直流電源とは異なり交流電源は電力損失が大きい特性があるため、ケーブルもなるべく短くなるよう配線が行われます。接続箱で交流電源は直列に接続され、交流電源を直流電源に変換する装置でもあるパワーコンディショナーに送られ、ここでもケーブルが使用されることになりますが、メガソーラーではそのケーブルの本数が設置台数とイコールになりますのでその量も多くなることがわかります。なお、ケーブルはソーラーパネルの下側に引き回しが行われている関係からも直接太陽の光が当たることはない、しかし紫外線などにより劣化が起きることもあるため定期的な点検を実施して必要に応じて新しいものと交換するなどの管理が大切です。

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