屋外でケーブルを使用するなら塩化カルシウムに注意を

ほとんどの電化製品を使用するには、必ずと言っていいほどケーブルが必要になってきます。ケーブルとは電源やデータを供給するために欠かせない存在であり、なくてはならないものなので大切に扱うようにしましょう。本来なら屋内で使用することが多い電化製品の数々ですが、屋外で使用する機会があった場合にはいくつか気を付けなければならないことがあるので覚えておきましょう。まずケーブルがどのような素材で製造されているのかを説明すると、基本的には樹脂を使った製品が多いとされています。

しかし、樹脂は植物体から分泌される精油類縁物質であるため、強い紫外線にさらされ続けたり暴風雨に見舞われたりすると、たちまち劣化してしまう危険性があるので避けなければなりません。また、雪が良く降る地域に住んでいると、路面が凍結しないように凍結防止剤が撒かれていることがあります。この凍結防止剤には塩化カルシウムと呼ばれる物質が含まれており、万が一ケーブルに塩化カルシウムが付着してしまうと動作能力に不具合が起きたり故障の原因になってしまうことだって起こりえます。電化製品はとても繊細であることを念頭に置き、使用する際には周囲の環境をよく見極めてから使うようにしましょう。

そして、周りに塩化カルシウムが含まれた製品がないかをよく確認し、出来る限り危険な製品は排除しておくことが大切です。どうしても凍結防止剤が撒かれた場所でケーブルを取り扱わなければならない場合には、使用された場所に水を撒いてできるだけ綺麗に洗い流すようにしてください。

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