調理器具を快適に使用するための配線ダクトとは

学校や官公庁だけでなく、現在ではカフェ・一般家庭内でも配線ダクトを設けているところが増えました。もともとは数多くの電気製品のケーブルを一か所に収納するための設備でしたが、このダクトにはケーブルや家電を守るという役割も担うようになっています。これは漏電・ショートといった不具合を未然に防げるからであり、この付加価値が備わったことで使用範囲も広まったといえるでしょう。配線ダクトの役割として昨今注目されているのが、調理器具を快適に使用できるアップフロント式ダクトです。

この配線ダクトは水まわり設備に備わっている調理器具を漏電から守ってくれるため、カフェ・レストランそして家庭内のキッチンでも採用されるほどになりました。アップフロント式とは天井に専用レーンを設け、更に機密性の高いカバーを取り付けるのが特徴です。調理器具の中にはオーブンレンジ・炊飯器など高い電圧を必要とする器具があります。これらは少しでも水気を帯びるとショートするので、一般的には水まわりには備えてはいけないという常識がありました。

自宅内のキッチンだと限られたスペースしかなく、効率良く調理器具を設置して使用したいものです。それを実現できるのがアップフロント式ダクトで、電源ケーブルを綺麗にまとめつつ効率よく調理もできるというわけです。この配線ダクトは電気工事会社に依頼をすれば取り付け施工をなされ、約10万円前後で手に入れられるものになっています。

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