配線ダクトの一種であるULカバーラインについて

暖房機器から照明など、一般家庭内には少なくとも10種類以上の電気製品がどのご家庭にも備わっていることでしょう。1960年以降、あらゆる生活必需品が電気化なされており、今では電力なくして我々の生活は成り立たなくなりました。一昔前であれば家電は水まわり設備で使用してはいけない、という一般常識があったものです。ところが昨今ではトイレ・浴室にも家電が備わっており、常識も大きく異なるようになりました。

水まわりで家電を使用できるのは、ULカバーラインという配線ダクトを併用しているのが功を奏しているからです。このULカバーラインとは高い防水機能・気密性を有しているのが特徴で、内部に含まれている電源ケーブルを漏電から守ってくれる役割があります。配線ダクトは電気工事を実施しないと取り付けられないと思われますが、今はホームセンターやECサイトで簡単に配線ダクトを手に入れることも可能です。これらの場所でもULカバーラインは販売されているので、日曜大工を趣味になさっている方ならどなたでも外付け設置ができます。

一般家庭においてULカバーラインタイプの配線ダクトを取り付けるなら、キッチンが望ましいでしょう。炊飯器・電子レンジなど高出力で使用頻度の高い家電は、少しでも電源ケーブルに水が掛かると漏電しやすくなります。これを未然に防ぐのに役立つ配線ダクトなので、壁や床に取り付けてケーブルを収納すれば安全に機器を使用できます。

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