耐候性に長けている結束バンドが活躍する現場とは

バンドの裏面に備わっている凹凸が噛み合わさることで、一定方向にしか力を加えられない結束バンドは「締めれば緩まない」という特徴を持っています。この凹凸はトラッキングと呼ばれるもので、日本の企業が考案をして特許も取得されました。今では結束バンドは世界各国で使用されており、世界に誇れるメイドインジャパンのアイテムといえるでしょう。一般的な結束バンドは塩化ビニール製で、約2年程度で劣化をします。

最近ではさまざまな現場・使用目的に見合った製品が販売されており、その中には耐候性に長けているものもあるほどです。耐候性に長けたものはステンレス製で、長期間雨風にさらされていても劣化をしません。この製品を用いる現場は、屋外型のソーラーファームです。日本では主に沿岸部に設けられている施設で、直射日光・潮風・風雨などあらゆる自然現象をダイレクトに受ける場所になっています。

耐候性に優れた結束バンドをソーラーパネルの固定に使用しますが、この時はバンドをさらにボルトとナットで締めることもなされます。トラッキングも備わっていますがそれだけでは1枚あたり500kgのソーラーパネルを固定するには強度に不安があるため、さらに予防線としてナットによる固定もなされるというわけです。約50年は良好状態で維持できますが、各施設では2年に1回はバンドを取り替える作業をなされています。長さ60cmにもなる大きな結束バンドで、取り付け・取り替えは2人でなされます。

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