lanケーブルのケーブル長が足りないときの対処方法

lanケーブルの1本のケーブル長は、最長で100メートルです。

一般家庭でケーブルを敷設するときは100メートルは長過ぎるくらいですが、オフィスビルなどでネットワークを構築するときだと、ある階から別の階の部屋にケーブルをのばしたいときに100メートルでは足りなくなる場合があります。もし、lanケーブルのケーブル長が100メートルでは足りない場合、一番お金をかけずに対処できる方法は延長コネクタを購入することです。インターネット上の通販サイトでは、10個から20個程度のセットを1000円以内で購入することができます。延長コネクタは両側にポートがついており、ケーブルを接続するだけで機能します。

通信速度や安定性の低下が気になるところですが、良い製品を選べばほとんど低下は起きません。また、お金に余裕があるなら、lanケーブルのケーブル長が足りないときはスイッチングハブを導入するのがおすすめです。ハブにはリピーターハブとスイッチングハブがありますが、前者はある端末から送られてきたデータがハブに接続されている機器全部に送信されるのに対し、後者はある端末からのデータをいったんハブに蓄えてMACアドレスなどの制御情報を解析してから、データの関係先にのみに送信します。足りないケーブルの長さを補う場合は、スイッチングハブを選ばなければなりません。リピーターハブを選んでしまうと、無駄な通信が増えることで通信品質の低下を招くことがあるので間違えないようにしましょう。

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